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サイト『七月の樹懶』の話と、更新履歴を主に。
『アルテアの魔女』同人誌版のWeb掲載につきまして。(9/15追記)
いきなり不穏なタイトルで始まりましたが、そんなにおおごとではないです、すみません。
ちょっとしたお知らせです。

昨年から、カクヨムのみで掲載を続けていた『アルテアの魔女』同人誌版ですが、一身上の都合により、カクヨムへの掲載は、9月30日の第二部3章5の掲載をもって、一旦休止の形を取らせていただきます。
理由はあくまで本当に「一身上の都合」ですので、問題が解決するか、私自身の考えが変わるか、があれば、再開はあり得ますが、現状の心持ちでは、その可能性はかなり低めである事を申しておきます。

代わりと言ってはなんですが、この個人サイト『七月の樹懶』の方で、同人誌版最終巻が発行された以降、自身の諸々の余裕を鑑みて、現行の『アルテアの魔女』『紅の鬼神』『死神の継承者』のページを統合し、順次同人誌版に差し替えていきたいと思っております。(現行版も読めるように、ひとつ奥まったところに置いておこうと思います)

カクヨムで追いかけてくださっていた方、もしいらしたら、ご期待に沿えず、大変申し訳ございません。いずれにしろ、いつかは同人誌版の全てを、Web上のどこかで読めるようにしたいと思いますので、気長にお待ちくださると幸いです。
どうか、今後ともよろしくお願いいたします。

【2017/9/15 追記】
これだけめちゃくちゃかっこつけておいて、申し訳ございません。
可能性が低いと申していたたつみの翻意が起きた事により、カクヨムでの連載を大幅に変更します。
9月30日の第二部3章5掲載までは変わりませんが、以後、10月より、週1〜2の更新ペースで、掲載を進めます。
翻意した理由については詳しくは申しませんが、大方の予想通りだと思いますので、そういう事です、とだけ申します。

コロコロ意見が変わって大変申し訳ございません。
個人サイトでの差し替えも、順次行っていく予定は変わりませんので、今後もお好みの媒体でお付き合いくださると幸いです。
何卒、よろしくお願いいたします。
posted by たつみ | 14:42 | お知らせ | - | - |
300字SS『貴方はいない』
 子供の頃。
 思い切り野原を駆け回った後、貴方と一緒に緑の褥に寝転んで、空を流れる雲を見上げた。
「あれは羊の群れ。のんびり、のんびり」
「空中を泳ぐ魚。あのまま海まで行くんだ」
「秋になると咲く花みたいだね。君の髪に飾りたい」
 貴方の突拍子も無いたとえに、私はくすくす笑いながらも、二人で過ごせる時間の幸せをかみしめていた。

 今、一人で見上げる空には、人の形に見える雲。
 貴方を思い出す雲。
 ねえ、貴方は今、どこにいるの? 貴方もこの空を見ているの? 私の事を、少しでも思い出してくれている?
 会いたいと、届かぬ願いを溜息として宙に吐き出しても、虚しく溶けるばかりで。
 会えぬ孤独に、ひとしずく、涙がこぼれた。

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第36回Twitter300字SS様参加作品。お題『雲』。

今回こそスピンオフじゃない話を書くぞー! と意気込んだのですが、何だかまた、次回作『フォルティス・オディウム』の宣伝に流れていってしまいました……。
でもまだ、これは誰と誰! とまでは言っていないので、これだけで完結としても読めるようにしました。
不穏を積むのが自分のスタイルだな……と自覚してきた昨今です。
posted by たつみ | 21:01 | 小話 | - | - |
300字SS『俺の上司は眠らない』
 俺は上司が休んでいる所を見た事が無い。
 俺より遙かに下の年齢で、この国の重要な役目に就いているその少年は、人前で休息する姿を見せないのだ。というか、そもそもろくに眠ってもいないようだ。
「そのうち病気で倒れますよ、多少でも休んでください」
 あまりに心配でそう告げたら、彼は青い瞳を困ったように細めて、「僕は眠れないんだ」と答えた。
「深く眠れば悪夢を見る。それに、自分に課された役目を果たすまで、のうのうと休む事は出来ない」
 そんな彼は、遠くにいる一人の少女の事を、いつも気にかけているらしい。
 彼女がいつか彼のもとに来たら、彼も心から安息を得る事が出来るだろうか。
 それとも、更なる悪夢が訪れるだけなのだろうか。


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第35回Twitter300字SS様参加作品。お題『休』。

次回作は軌道に乗ったら300字SS書きます? 誰でしょうねそんな事言ったのは。(私だ!!)
……という訳で、来年から始動予定の『フォルティス・オディウム(自分内通称FO)』の予備知識的超番外編です。
これだけだと、まだまだ何が何だかわかりませんが、今後公開されて、該当キャラが出てきた時に、「ああーこいつか……」と納得してくださったら幸いです。
そして主人公ではないこいつを一番手に持ってくるあたり、思い入れの偏りが、自分でもよくわかりますね!(顔文字「\(^o^)/」を使いたいです)
posted by たつみ | 21:14 | 小話 | - | - |
サイト更新・07/30。
『ユリア・クールハートの霧戦争生存報告』第19〜22週日記をアップしました。

……例の結果が出た後に、随分腑抜けておりましたが、サイト更新です。
定期ゲーアーカイブなので、新規文章を最近全然サイトに載せていない事には、薄々気づいております。いえがっつり気づいております。
プロジェクトXについては、時期尚早の感が否めないのですが、『フォルティス・オディウム』――自分内通称FOを、短い話をぽちぽち書いて、目次ページだけでも貫通させておくべきではないかと思っています。
が、何分本編がラストまで書きあがっておらず(一応とうっこうした部分で円環が閉じるようにしていたので、その気になれば前半は出せますが)、自転車操業私には無理、というのは、プロジェクトX原典で痛い程思い知っているので、間違いなくお出し出来る状態になるまで、まだしばらくはこんなのったり営業が続くと思います。
契約更新さえ忘れなければ、サイトが突然消えるとかもありませんので、新作についてはのんびりお待ちくださると幸いです。よろしくお願いいたします。
posted by たつみ | 12:07 | 更新履歴 | - | - |
投稿していました。
件名のままですが、4月から毎月半ばにギャーギャー騒いでいました通り、さる公募に投稿しておりました。
本日、私にとっての最終結果が出ましたので、このブログで改めてご挨拶申し上げます。

結果は、三次選考通過というものでした。
最後の最後まで辿り着けなかった事は、本当に悔しいですし、正直泣き喚きたい気持ちでいっぱいなのですが、今まで数年、水面下でひっそりと投稿生活をしていて、全て「ない」で指先がかすりもしなかったのが、生まれて初めて、「ありと言えなくもない」という評価をいただけた事は、とても貴重で、とても大きな戦果だったと思います。
「好きなものを書きなさい。好きではないものを書いていても辛いだけだし、読み手はすぐにわかる」
というアドバイスをかつていただいて、それに従うままに、
「私は! これが!! 好きです!!!」
を叩き込んだら、結果がついてきたので、私は私の好きなものを書いていて良いのだと、自信にも繋がりました。

選考通過の度に、Twitterでおめでとうリプやふぁぼをくださったり、応援してくださった皆様、本当にありがとうございます。沢山の活力をいただきました。
これを励みにして、来年に向けてまた挑戦を続けたいと思います。
また、シャーペンの芯より簡単に心が折れやすい私が、投稿だけは諦めずに続けられているのは、『アルテアの魔女』を筆頭にする作品を読んで、「面白かった」とご感想をくださった皆様に、背中を押してもらったのだと思っております。深く感謝いたします。
自己肯定も出来ないちっぽけな一人の人間が書いた話で楽しんでくださった方々の為に、これからも、「面白かった」と思っていただける作品を生み出していきたいです。よろしくお願い申し上げます。

……という訳で、タイトルはネットの海に発信されてしまったので、今更恥ずかしがるのもおかしいのですが、投稿作品『フォルティス・オディウム――聖剣の勇者、魔王の花嫁――』は、終盤を大幅に改稿し、後の物語を書いて、物理本『フォルティス・オディウム』上中下巻(+余力があれば番外編集)としての発行と、Web連載を予定しております。
その前に、テキレボ6に無料配布する自作紹介本に、冒頭部分をお試しとして載せるつもりでおりますので、興味を持ってくださった方は、無配本を受け取ってくださると幸いです。

今回、目標へ大きく踏み出せた事を自信として胸に刻んで、今後とも精進してまいりたいと思います。
どうか、よろしくお願いいたします。
posted by たつみ | 22:21 | 雑記 | - | - |
300字SS『今度は貴方の番』
 私はひとつの物語の主人公だった。
 人よりも劇的な半生を送り、多くの苦難を乗り越え、道を選んで戦った末に、愛しい人と生きる幸せを掴んだ。
 そして今、あの頃より歳を取った私の前には、息子が立っている。おろしたての騎士服に身を包み、真剣を帯び、私に似た顔を精一杯きりりと引き締めて。
 我が子が、危険の伴う役目に就くなんて、親としては、不安な事も沢山ある。
 でもこれも、この子が選び取った道。迷う事無く進んでいって欲しい。
 だから。
「頑張ってくださいね」
 その肩に両腕を回し、ぎゅっと力を込める。
 ここからは、息子が自分で紡ぐ物語。
 今、新たな物語の主人公の座を、私から、彼方の名を持つこの子に。


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第34回Twitter300字SS様参加作品。お題『渡す』。

『アルテアの魔女』超番外編です。
テキレボ6で最終巻を発行する為の編集作業の関係で、この作品に関する番外編を作成するのは、私の気が変わらない限り、これが最後になります。
お読みくださった皆様、感想をくださった皆様、ありがとうございました。
また、新しい作品が軌道に乗ったら、そちらの番外編を書いてみたいと思います。
posted by たつみ | 21:12 | 小話 | - | - |
サイト更新・06/12。
『ユリア・クールハートの霧戦争生存報告』日記第13〜15週をアップしました。

……ハイ1ヶ月近く空きました。
ついったでは毎日ベラベラ喋っているので、ネット上にいない気がしないのですが、サイトを動かす事を完全に失念しておりました。
これからもしばらく、新作を出せるようになるまでは、こんなかんじでへろへろした更新が続くと思います。
ひとまず水面下では、秋のイベントに向けてじりじりと作業を進めておりますので、物理本はきちんと出せるようにしたいです。
posted by たつみ | 09:56 | 更新履歴 | - | - |
300字SS『彼傘』
 水桶をひっくり返したかのような、突然の雨がやってきた。
 人々はそれぞれ、傘を広げたり鞄で頭を覆ったりして、家路を急ぐ。
 一時の雨宿り場所を求めて道を走っていると、ばさり、頭からかぶさる物が。色でわかる、黒い、彼の上着。
「傘にはならねえだろうが、それでしのげ」
 隣を走る彼が、赤い瞳をこちらに向ける。
「でも、そうするとあなたが」
「俺がこの程度で風邪引くか。お前に倒れられる方が迷惑だ」
 迷惑。その単語に、きゅっと心臓が痛みを覚えるけれど、彼なりに心配してくれているのだというのは、この半年で理解した。
 だから。
「……ありがとうございます」
 頬を染めてうつむきつつ返した言葉は、雨音で届かなかったかもしれないけれど。


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第33回Twitter300字SS様参加作品。お題『かさ』。

1回休み、をした後の『アルテアの魔女』超番外編です。
これで読み方は多分「ひがさ」です。(多分とは)
posted by たつみ | 21:12 | 小話 | - | - |
サイト更新・05/21。
『ユリア・クールハートの霧戦争生存報告』第12週目日記を更新しました。

前回のブログ記事から1ヶ月以上空きました、びっくりしましたこんにちは。
理由につきましては、またも情けない事に「精神状態が更新を出来る現状ではなかった」の一言に尽きます。
コミティアに参加していたり、パソコンが遂にガタが来て乗り換えていたり、創作が息詰まって考え込んでいたり。

そして何より、先月のブログで触れた、「目標の入口が見える場所に立った事」から、小さいけれど確実な一歩を踏み出した事で、物凄い動揺していました。
先月以上に、おめでとうリプやいいねをいただきました。決して一人で戦っているのではなくて、こうして見守ってくださる方、私の作品を読んで、「面白かった」と言ってくださる方、お声がけはなくても応援してくださる方に背を押されて、ここまで来られたのだと思っております。本当にありがとうございます。
戦いの山はまだあと3回あるので、私の今の力でどこまで通用するかわかりませんが、この後出るだろうありのままの結果を受け止めて、今後に活かしたいと思います。

最近焦りすぎて、「やりたい」が「やらなきゃ」になっていました。
しばらくは少し座って、呼吸を整えてから、「やりたい事、好きな事」を詰められるように、自分を見つめ直したいです。
posted by たつみ | 14:24 | 更新履歴 | - | - |
サイト更新・04/16。
+『エターナリア』番外編9『約束の場所で』アップ。
+『ユリア・クールハートの霧戦争生存報告』第7週日記、アイコン差し替え差分アップ。

以上の更新を行いました。
金曜日に更新できなかったのは、早寝してしまったのと、あとー……単純に、更新をできる心理状態ではなかった、という部分が大きいです。
その理由はついったの方で垂れ流しましたが、おめリプくださった方、ツイートにいいねくださった方、本当にありがとうございました。

趣味で人生の半分以上やってきた事が、世間にどこまで通用するのか。数年間足掻き続けて、初めて目標の入口が遠くに見える場所に立てました。
もっと若い頃からやっておけば良かったと思いつつも、この歳になったからこそ描ける事が沢山あるなあと思いもするので、今の自分の筆力と知識を尽くして、これからも水面下でジタバタしていたいと思います。
今回、フルタイトルがネット世界に公開されたあの物語は、いつかどこかで、どんな形でも、お目にかかれる機会があれば良いな、と希望を託しております。
posted by たつみ | 13:39 | 更新履歴 | - | - |